国宝 金地螺鈿毛抜形太刀(きんじらでんけぬきがたたち)は圧巻です。
猫の細工がとてもかわいいです。
国宝 金地螺鈿毛抜形太刀(きんじらでんけぬきがたたち)
平安時代・12世紀
春日大社蔵
[展示期間:2017年1月17日(火)~2月19日(日)]
柄(つか)や鍔(つば)などの多くの金具は金無垢に文様を彫り出し、鞘(さや)は金粉を蒔き、螺鈿で雀を追う竹林の猫を表現しています。まばゆく輝く黄金の太刀
神仏習合思想は、とても興味深いものでした。
神は、仏の具現化した姿であるという神仏習合思想は、祭神と本地を対応させた曼荼羅を見ることで一目で理解できます。
私には、この時代、仏が神より尊い存在としてとらえられていたように感じました。